フッ化物入り知覚過敏ケア歯磨剤が巷にあふれる昨今ですが、歯科医院でも知覚過敏を訴える患者は少なくありません。そこで、今回は歯科医院で提案できるフッ化物ケアについて考えてみます。

 

世界でのフッ化物バーニッシュ

フッ化物ケアは歯科医院内の治療で多くの国と地域で推奨されています。米国ではフッ化物バーニッシュをう蝕予防のために使用することがADA(American Dental Association)によって推奨されています1。また、フッ化物バーニッシュは知覚過敏抑制剤として幅広く使用されています。医院内で出来る簡便なフッ化物塗布として知覚過敏を訴える患者や、ホワイトニング治療時にも使用されています。

 

フッ化物バーニッシュをどのように選ぶべきか?

フッ化物バーニッシュを選択する際、風味とテクスチャーは考慮すべき決定的な要素です。塗布部位がベタベタだったり、風味が良くなかったり、もしくは歯に塗布した際の質感が見た目に悪く恥ずかしいと感じたりすると、患者さんのコンプライアンスが低下し、すぐに薬剤を剥がそうとしてしまうかもしれません。実際、フッ化物バーニッシュを選択する際、歯に塗ったときの質感を重要視する歯科医療従事者も多くなっています。エナメラストは、滑らかなテクスチャーと半透明な外観により、患者の快適性を高め、その結果、接着時間も長くすることができました。

 

Enamelast Teeth Before Application.jpg Enamelast Teeth After Application.jpg 

エナメラスト塗布前後の写真。滑らかな質感とほとんど目立たない外観が快適さを生み出します。

 

フッ化物バーニッシュは長時間歯面に滞留することから、効率的にフッ化物塗布が可能です。医院内での施術も簡便であり、患者にとっても違和感なく治療後に塗布できるものとして、米国はじめ多くの国で臨床に活かされています。

 

近年、フッ化物バーニッシュとフッ素徐放については多くの議論がなされています。以下のビデオでは、Jaleena Jessop博士(歯科医師・ウルトラデントクリニカル最高責任者)がCarol Jent (歯科衛生士)と議論し、急速なフッ素徐放が必ずしも望ましくない理由を説明し、エナメラストがより効果的である理由を説明しています。

 

 

エナメラストは、優れた接着性、フッ素徐放性、フッ素取り込み性を持ち、味も良く、滑らかなテクスチャーで、見た目もほとんど目立たないため、患者さんにとって最適な選択となるでしょう。

 

2種類のエナメラスト

エナメラストには、ユニドースタイプとシリンジタイプの2種類があります。ユニドースタイプは、1患者に対し1回使い切りのため広範囲に塗布が必要な際に、シリンジタイプは局所的に塗布したいケースにおすすめです。

エナメラスト(ユニドースタイプ)

【ユニドースタイプ】

各パッケージには薬剤とアプリケーターブラシが入っていますので、使用直前に開封し、そのブラシで薬剤を軽く混ぜて歯面に塗布していきます。

エナメラスト(シリンジタイプ)

【シリンジタイプ】

シリンジを使用する場合、付属のソフトイーズチップからエナメラストを歯に直接塗布することが可能。1回分ずつのユニドースタイプとは対照的に、シリンジタイプはシリンジ1本につき3~4名分のフルマウス塗布量が含まれます。ソフトイーズチップを交換することで複数回使用できるので、局所的に塗布したいときにおすすめです。

 

エナメラストの詳細はこちらから

 

NOTES:

1. ADAがエビデンスに基づく臨床勧告を発表: フッ素塗布は虫歯発症リスクの高い患者にとって有益である (レポート:Topical fluoride for caries prevention)